6月12日(木)、2~3限にかけて全校で「新体力テスト」の4種目を行いました。1年生と6年生、2年生と5年生はペアとなり、一緒に各種目を回りました。新体力テストは他にも「20mシャトルラン」「50m走」「ソフトボール投げ」「握力」がありますが、これらの種目は各学年の体育の学習で行っています。




6月10日(火)、今年度1回目の「沢スギの日」を開催しました。午前中は1~4年生が学年毎の活動を行いました。
1年生は、自然の物を使った遊びを教わりました。エゴの花を使った石鹸体験やタンポポの茎の水車づくり、笹舟づくり、イタドリの茎の笛づくり等の活動を行いました。2年生と4年生は沢スギ内を歩いてお勧めの場所を見付けて観察をしました。3年生は「沢スギの秘密を調べよう」と題して、切り株の年輪を数えたりショウジョウバカマの不定芽、入善乙女キクザクラ、イワガラミ、スギの伏条更新等について観察しました。
午後からは5、6年生が班別に分かれてスギの落ち葉(スンバ)を拾い集めたり、スギの苗の定植を行いました。今回は地元の企業3社からもスンバ拾いや枝打ち等の活動を行っていました。
時折小雨が降る日になりましたが、児童は元気にそれぞれの活動を楽しみました。校区にある天然記念物「杉沢の沢スギ」は、児童に自然の素晴らしさやそれを守ることの大切さを教えてくれます。お世話いただきました皆さん、本当にありがとうございました。
6月6日(金)、毎年本校の「沢スギの日」でお世話になっている杉原敏夫さんから、日展作家の宇津孝志さんの木彫作品「いい日旅立ち」を寄贈していただけることになり、寄贈式を開催しました。杉原さんは、若いころに宇津さんと知り合ったことを機に長年交流を続けておられたそうです。そして、杉原さんが宇津さんから頂いた「いい日旅立ち」を児童のためにと寄贈してくださいました。杉原さんは、「心が許せるような友達を作ってください。それが、自分にとっての宝物になります。」と児童に話してくださいました。
寄贈式では、町教育委員会からの作品紹介の後、杉原さんと児童代表による除幕式を行いました。また、代表の6年児童から、「素敵な作品を私たちのために寄贈してくださってありがとうございます。」と、感謝の言葉を述べました。
杉原さんには町教育委員会から感謝状の贈呈がありました。その後、小川教育長は「ぜひこの作品に、登校したときは『今日もがんばるぞ』、下校時は『今日は頑張ったよ、楽しかったよ、また明日』と話しかけてくださいね。」と話されました。
これから、「いい日旅立ち」が児童にとっても私たち教職員にとっても、心が穏やかになる存在となることでしょう。杉原さん、本当にありがとうございました。
6月2日(月)、今月10日に予定している「沢スギの日」では、1~4年が現地学習、5,6年は昭和52年から続く清掃活動を行います。3年生の現地学習では、沢スギ内で数種類の植物について観察したり、切り株の年輪から樹齢や育ち方を考えることになっており、3年担任が事前学習を行いました。毎回お世話になっている杉原さんと福島さんに観察地点や植物の種類、特徴等について教えていただいた後、沢スギ内で学習しました。ショウジョウバカマや入善乙女キクザクラ、スギの伏条更新、マムシグサ、イワガラミ、水温調査等について丁寧に教えていただきました。杉原さん、福島さん、ありがとうございました。